2016年5月28日土曜日

ドル円日足 5/28に買いサイン点灯

ドル円日足 SMA-EMA
ドル円日足チャートで買いサインが点灯しました。

MT4のSMA-EMAインディケーターでは、昨年12月15日に121.645円で売りサイン点灯後、約5か月半の下落期間を経て、5月28日に110.408円で買いサインが点灯。

121.69円売りからの110.34円買い戻しで1135pips、11万3500円のプラスです。

昨年は12月16日に米FOMCで約9年半ぶりに米ドルの利上げが開始され、対照的に金融緩和を進める円との政策金利差で、円安が進むとの見方が大半でしたが、今年に入って1月4日の中国株暴落によるサーキットブレーカー発動や、1月に1バレル26円台を付けたWTI原油価格の暴落、投機筋の仕掛け的な円ロングで、5月には105円台まで円高が進みました。


ドル円日足 CCFp
ドル円日足 MACD
 
通貨の強弱を示すCCFpチャートでは米ドルの強さが円を上回りドル高円安に、MACDでもプラスに転じました。

まずは昨年12月高値123.55円から5月安値105.55円の差18円の半値戻し、115円がターゲットになります。

伊勢志摩サミットが終了し、英米市場が連休となる28、29、30日を終えた後、6月1日に安倍首相による会見で1億総活躍プランの発表と消費増税再延期への言及が期待されています。
米国では足元の景気が予想以上に回復し原油と株価が上昇、6月か7月に利上げの可能性が高まっています。
ただし、6月23日に行われる、イギリスのEU離脱を問う国民投票の行方には注意が必要です。



2016年5月4日水曜日

ドル円 昨年12月高値の123円台から約5か月間で18円の下落

ドル円 日足

2012年12月26日、第2次安倍政権発足(株価1万230円 ドル円86円36銭でスタート)

2013年3月20日、日本銀行総裁に黒田氏が就任

2013年4月、量的・質的金融緩和(黒田バズーカ第1弾)

2013年12月18日、米FOMCで量的緩和の縮小決定

2014年4月、消費税8%に引き上げ

2014年10月31日、異次元緩和(黒田バズーカ第2弾)

2014年12月24日、第3次安倍政権発足

2015年12月、日銀補完措置 ドル円123.55円

2016年1月29日、日銀金融政策決定会合でマイナス金利導入 121.68円に上昇

2016年4月28日、日銀金融政策決定会合で現状維持 105.55円まで下落

ドル円 月足

ドル円 週足

こうして週足で見ると、2014年10月31日のハロウィン緩和以降の上昇分が、年明けからの急落
でほぼ帳消しになったことがわかります。

チャートはYJFX社のiPhoneアプリ「Cymo」を使用しています。